Winter surf trip notes
久しぶりに、真冬の茨城へ向かった二日間。
2025年12月20日と21日。
Day 1 — December 20
地元・湘南。
チェックしてもチェックしても、
どうにも反応しない海が続いていた。
秋以降、茨城に足を運ぶことは少なかった。
それでも、
「このままでは終われない」
そんな気持ちが、静かに勝った。
向かった先は、大貫。
うねりと風の相性を考えると、
自然とここに行き着く。
コンディションがハマった時の大貫は、
何度行っても裏切らない。
この日も、その期待を胸に北上した。
急に決めたトリップだったから、
出発は少し遅れ気味。
案の定、渋滞。
それでも焦らず、
流れに身を任せて進む。
守谷のサービスエリアに立ち寄る。
驚くほど綺麗で、設備も整っている。
香ばしいパンで腹ごしらえをして、
身体と気持ちを整え直す。
この「途中の時間」も、
トリップの大切な一部だ。
海に着くと、
まさかの季節外れの暖かさ。
空気は穏やかで、
太陽もやさしい。
ただし、水はしっかり氷水。
その分、人は少ない。
海は静かで、集中できる空気感。
ラインの綺麗なうねり。
余計なストレスのないピーク。
人は少なく、波は最高。
「来てよかった」
そう思える瞬間が、確かにあった。
Night — Mito
波にしっかり遊んでもらった初日。
身体の芯まで冷えつつも、
心は満たされたまま、夜の水戸へ。
真冬の茨城、
そして水戸といえば、アンコウ鍋。
目当ての店は、残念ながら予約が取れなかった。
それでも、普段から日本酒を飲みに通う、
お気に入りの店へ向かう。
慣れた空間。
安心できる味。
そこに並ぶアンコウ鍋が、
冷えた身体に、しっかりと染み渡る。
鍋と日本酒。
真冬のサーフトリップには、
これ以上ない組み合わせだ。
海とはまた違う、
夜の満足感に包まれる。
ほどよい疲労と満腹感。
早めに休み、翌朝に備える。

Day 2 — December 21
朝は、ホテルのビュッフェから始まる。
炭水化物も、たんぱく質も、
今日は全部、身体が欲しがっている。
窓から差し込む朝の光を感じながら、
名残惜しくて、なかなか席を立てない。
「食べるのも、サーフィンのうち」
そんな気分で、
しっかりエネルギーをチャージする。
向かう先は、
もちろん今日も大貫。
朝の空気は冷たいけれど、
海に入る頃には、気持ちも整っている。
この日の大貫は、胸から肩サイズ。
形のいいブレイク。
走れるセクション。
一本一本が楽しくて、
つい、もう一本、もう一本と。
波も、サイズも、空気感も。
すべてが噛み合った二日目。
「やっぱり最高だな、大貫。」
この一言で、
今回のトリップは、静かに締めくくられた。
真冬の茨城は、
冷たさと引き換えに、
最高のご褒美をくれる。
また、波が呼んだら。
— spongesurfsociety ✌



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