Five days near the ocean
2025年は、1月にしっかりバリでサーフィンをした。
だから今回のトリップは、
サーフィンが目的というより、
リゾートが半分、
波に乗れたらラッキー、
それくらいの気楽な気持ちでプーケットに決めた。
無理に予定を詰め込まず、
海の近くで、数日過ごす。
それだけで十分だと思えた。
プーケットの空港に着くと、
自分たちの名前を書いたボードを掲げたガイドが立っていた。
あの光景は、何度見ても少し安心する。
「ちゃんと着いたな」という感じがして、
思わず笑ってしまう。
日本が冬の時期に南国へ行くことは多いけれど、
今回は日本もまだ夏。
それでも、空港を出た瞬間に分かる違いがある。
アジア特有の、
まとわりつくような湿度。
空気が重くて、
身体に先に触れてくる感じ。
同じ夏でも、質がまったく違う。
せっかくのリゾート地なので、
泊まったのは大きなリゾートホテルだった。
ロビーは広く、
宿泊客のほとんどはサーファーではなさそうだった。
ポイントまでは歩いて2分ほど。
部屋から海をチェックできる距離感は、
それだけで少し得をした気分になる。
朝、部屋から見ると、
波は膝くらいに見えることが多い。
でも時間帯によって、
肩くらいまで上がることもある。
手前にはスクールがあって、
そのまわりには、
サーフィンをしない観光客がのんびり過ごしている。
サーファーは、いつも数人だけ。
水はきれいで、
ロケーションは申し分ない。
波を追いかけるというより、
その場にいること自体が、
すでに気持ちよかった。
朝は、まずビュッフェ。
完璧な朝食をゆっくり食べたあと、
とりあえず海へ向かう。
入る日もあれば、
一度入って部屋に戻り、
午後にもう一度入る日もある。
毎日、同じようで、
少しずつ違う。
今日は1ラウンドで十分だな、
と思う日もあれば、
もう一本いけそうだな、
とそのまま2ラウンド入る日もあった。
海から上がったあとは、
Grabを呼んで隣町へ。
あらかじめ調べておいた、
評判のいいタイ料理の店にもいくつか足を運んだ。
どの店も、
構えすぎていなくて、
でもちゃんとおいしい。
結局、
食事はすべてタイ料理になった。
迷わなくていい、
というのが一番楽だった。
今日はやめておこう、
そう思って部屋に戻る時間も悪くない。
リゾートに戻って、
また海を眺めて、
気が向いたら少し入る。
無理に決めなくていい。
サーフトリップというより、
一時的に、
海の近くで生活している感覚に近かった。
東南アジアのサーフィン。
たぶん、僕は好きなんだと思う。
必死にならなくてもいいし、
毎日、全力で入らなくてもいい。
1ラウンドの日も、
2ラウンドの日も、
どちらも自然だった。
海のすぐ近くで、
少しだけペースを落として過ごす。
この5日間は、
そんな時間だった。



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